トイレの老人
▽▼解説▼▽
霞野荘の一室で、かつて老齢の男性が一人暮らしをしていた。
ある時、老人はトイレで発作を起こし、そのまま誰にも気づかれず亡くなった。
以来、そのトイレへ入ると、立てないほどの倦怠感に襲われるようになったという。
それは、助けを求める老人の霊が、背中に覆い被さってくるからだとか。
▽▼体験談①(30代男性)▼▽
霞野荘が廃墟になる前、設備工事で入ったことがあります。
作業の途中、空き部屋のトイレを借りようとしたんですが、
ドアを開けた瞬間、妙な胸騒ぎがして血の気が引き、別の部屋のトイレを借りました。
あのトイレで人が亡くなっていたと知ったのは、ずっと後になってからでした。
▽▼体験談②(30代男性)▼▽
知人から、霞野荘の工事へ行ったときの話を聞き、大げさに感じて確かめに行きました。
真っ昼間だったのに、そのトイレの中だけが妙に薄暗く見えたのを覚えています。
トイレに足を踏み入れると、誰かをおんぶしているような重みを感じました。
帰宅してから肩こりと頭痛が何日も続き、不安になってお祓いを受けました。