タンス裏のわら人形
▽▼解説▼▽
霞野荘が廃墟化する前のこと。
ある男の部屋からは、夜になると硬い物を打ちつけるような音が聞こえてきた。
住人が引き払った後、部屋には古いタンスが残されていた。
タンスを退かしてみると、その裏の壁一面に「無数のわら人形」が……。
わら人形に添えられ、釘で打たれていたのは、同じ女性の顔写真だったという。
▽▼体験談①(40代男性)▼▽
友人の知人が、かつて霞野荘に住んでいたそうです。
ある住人が引っ越したあと、残していった家具を片付けることになったらしく……。
タンスを動かした瞬間、例のわら人形を見つけてしまったそうです。
その場の全員が吐き気を催し、お祓いを受けに行ったと聞きました。
▽▼体験談②(20代男性)▼▽
心霊写真が撮れたらと、夜中に霞野荘へ行きました。
釘を打つような音が聞こえてきて、音のした部屋を覗いてみると、
うわさ通り、わら人形が壁一面に残っていました。
古びたわら人形に混じって、新しいものまであったのは気のせいでしょうか?