霞野荘の十怪

人型の染み

▽▼解説▼▽

ある部屋では、病気を患った男性が一人で暮らしていたという。
寝たきりに近い状態で、薄い布団を床に敷き、ほとんど動くことができなかった。
男性が亡くなったあと、布団のあった場所の床には、人の形をした黒い染みが残った。
染みは掃除しても消えず、たとえ床板を張り替えても、再び浮かび上がってきたとか。

▽▼体験談①(20代女性)▼▽

高校の同窓会のあと、悪ノリした友達に誘われて霞野荘へ行きました。
その時、酔っぱらった友達が、ある部屋にあった黒い染みの上に寝転んだんです。
でも、青ざめた顔で起きて、「これはマジでダメなやつ」とか言い出しました。
その一言で全員酔いが覚めてしまい、そのまま帰りました。

▽▼体験談②(30代男性)▼▽

動画のコラボ企画で、霞野荘の心霊現象を撮影しに行きました。
例の人型の染みも写真や動画に収めて、その日は特に何事もなく帰ったんです。
ところが後日データを確認すると、染みの上だけ黒いもやのようなものが写っていました。
それが苦しんでいる表情にも見えて、どうにも気味が悪かったので、
その写真はお焚き上げをお願いしました。